自殺について
死にたければ勝手に死ねばいいと思うのだが、やっぱり自殺をする人が許せない。殺人という行為が体に危険が迫っていない限りどんな理由であれ罪なように、自殺も罪だと思う。自由を訴えて自殺した人に対して失礼だけど、それを許すことは生きている人にもっと失礼だと思うのです。
僕達は自然が生み出す様々なものを食べて生きている。生きたいからだ。そして、人間が生み出す様々なものを利用して生きている。より良く生きたいからだ。服、鉛筆、音楽、車・・・全てのものはたくさんの命が削られてできている。つまり、人間一人に膨大な命が係わり無意識にも一緒に生きている。自然や他人が苦労して生み出したものを使い、一生懸命生きていくことが人生なのだ。そうして生きているのに自殺してしまうのは、今まで生かさせてくれた全てのものに対して失礼だと思うのです。人類には歴史と文化があるけれど、それは、生きたい、より良く生きたいという結晶なのではないでしょうか。
どんな死も美化されるべきですが、最も美化されるべきものは、イジメで心に深い傷を負いながらも克服した人、借金で苦しくても逃げなかった人、病気で辛くても負けなかった人、困難にも勇気で立ち向かっている人、そんな、生きていることに誇りを持っている人達のはずだ。
あれこれ理由をつけて自殺を否定してみたけれど、本当はあっさり自殺してしまえる人が羨ましいだけなんだと思う。生きたいという動物的本能や羞恥心があるからかろうじて生きているだけで、僕だって早く死にたいんだよ。中途半端に強くて死ねないから、生を肯定して生きていくしかないのです。
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